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【2025年度最新】1級建築施工管理技士の合格発表はいつ?確認方法も解説

2025年度(令和7年度)の1級建築施工管理技士の合格発表日は、第一次検定が2025年8月22日(金)、第二次検定が2026年1月9日(金)です。

試験の合否は「一般財団法人建設業振興基金の公式サイト」と、郵送される「合格通知書」の2種類の方法で確認できます。

公式サイトでは合格発表日の午前9時から2週間の間受験番号が掲載され、合格者には合格発表日に別途、合格通知書が発送されます。(到着日は地域により異なります)

この記事では、2025年度の1級建築施工管理技士の合格発表日に加え、前回(2024年度(令和6年度))の試験結果、公式サイトでの確認方法、合格率・基準点について詳しく解説します。

さらに、合格発表に関するよくある質問や、合否確定後の手続き・ネクストアクションについても解説し、受験者の皆様の疑問や不安解消をサポートします。

この記事でわかること
  • 2025年度(令和7年度) 1級建築施工管理技士の合格発表日
  • 2024年度(令和6年度) 合格発表日と時間
  • 公式サイトでの合格発表確認方法と注意点
  • 最新(2024年度(令和6年度))の合格率と合格基準点
  • 合格発表に関するQ&A
  • 合格・不合格それぞれの場合の発表後の動き方

本記事の情報はすべて指定試験機関である一般財団法人建設業振興基金の公式発表に基づいていますので、ご安心ください。

目次

2025年度(令和7年度)1級建築施工管理技士の合格発表日

2025年度(令和7年度)の1級建築施工管理技士試験の合格発表日は以下のとおりです。

2025年度(令和7年度)1級建築施工管理技士試験の合格発表日
  • 第一次検定 合格発表日:2025年8月22日(金)
  • 第二次検定 合格発表日:2026年1月9日(金)

【過去の合格発表日(参考)】

年度第一次検定 発表日第二次検定 発表日
2024年度(令和6年度)2024年8月23日(金)2025年1月10日(金)
2023年度(令和5年度)2023年8月25日(金)2024年2月2日(金)
2022年度(令和4年度)2022年8月26日(金)2023年2月3日(金)
2021年度(令和3年度)2021年8月27日(金)2022年2月4日(金)

正確な日程は、一般財団法人建設業振興基金の公式サイトでご確認ください。試験日程や申込期間と合わせて、随時情報が更新されます。

次回の試験日程や申込期間については、「【2025年最新版】1級建築施工管理技士の試験日・申込期間を徹底解説!」で詳しく解説しています。

合格発表の確認方法(例年通りであれば)

例年通りであれば、1級建築施工管理技士の合格発表は以下の方法で確認できます。

合格発表日の確認方法
  1. 公式サイトでの確認
    • 発表日の午前9時頃に、一般財団法人建設業振興基金 公式サイト に合格者の受験番号一覧が掲載されます。
    • トップページのお知らせや、1級建築施工管理技術検定のページを確認しましょう。
    • 発表直後はアクセスが集中する可能性があるため、時間を置いて確認することも考慮しましょう。
  2. 郵送での通知
    • 合格者には、合格発表日に郵送で合格通知書が送付されます。
  • 電話での合否問い合わせは受け付けていません。
  • 受験番号がわからないと公式サイトでの確認ができません。受験票を大切に保管しておきましょう。

【参考】2024年度(令和6年度)の合格発表結果

次回の試験の参考に、前回(2024年度(令和6年度))の試験結果を振り返っておきましょう。

ここでは、合格率と合格基準点について解説します。情報はすべて、指定試験機関である一般財団法人建設業振興基金の発表に基づきます。

第一次検定の合格率・合格基準点(2024年度(令和6年度))

2024年度(令和6年度)の第一次検定の結果は以下の通りでした。

項目結果前年度比較
受験者数37,651人+13,573人
合格者数13,624人+3,607人
合格率36.2%-5.4pt
合格基準点60問中36問以上正解
(応用能力 10問中6問以上正解)
(基準は例年通り)

(情報源:一般財団法人建設業振興基金発表)

2024年度(令和6年度)は受験資格緩和の影響で受験者数が大幅に増加しましたが、合格率は前年度より低下し、やや難易度が上がったと言えるかもしれません。

第二次検定の合格率・合格基準点(2024年度(令和6年度)

2024年度(令和6年度)の第二次検定の結果は以下の通りでした。

項目結果前年度比較
受験者数14,816人+425人
合格者数6,042人-502人
合格率40.8%-4.7pt
合格基準点得点が60%以上(基準は例年通り)

(情報源:一般財団法人建設業振興基金発表)

第二次検定の合格率も前年度を下回り、40%台前半という結果でした。(合格基準は一般財団法人建設業振興基金発表の合格基準に基づく)

過去5年間の合格率推移と比較

近年の1級建築施工管理技士試験の合格率推移を以下に示します。

【第一次検定 合格率推移】

年度受験者数合格者数合格率
2024年度(令和6年度)37,651人13,624人36.2%
2023年度(令和5年度)24,078人10,017人41.6%
2022年度(令和4年度)27,253人12,755人46.8%
2021年度(令和3年度)22,277人8,025人36.0%
2020年度(令和2年度)22,742人11,619人51.1%
2019年度(令和元年度)25,392人10,837人42.7%
平均合格率(過去6年) 約42.4%

【第二次検定 合格率推移】

年度受験者数合格者数合格率
2024年度(令和6年度)14,816人6,042人40.8%
2023年度(令和5年度)14,391人6,544人45.5%
2022年度(令和4年度)13,010人5,878人45.2%
2021年度(令和3年度)12,813人6,708人52.4%
2020年度(令和2年度)16,946人6,898人40.7%
2019年度(令和元年度)15,876人7,378人46.5%
平均合格率(過去6年)約45.2%

(情報源:一般財団法人建設業振興基金発表データより作成)

第一次検定、第二次検定ともに合格率は年度によって変動がありますが、おおむね40%台で推移しています。

2024年度(令和6年度)は、第一次・第二次ともにやや低い合格率でした。

より詳しい難易度分析や、合格に向けた勉強法については、「1級建築施工管理技士の難易度と勉強法」も参考にしてください。

合格発表後に行うこと【合格・不合格別】

1級建築施工管理技士の合格発表を確認したら、合否に応じて免許申請や次回試験への準備など、次の行動に移りましょう。

ここでは、合格した場合と不合格だった場合に分けて、それぞれ次に何をすべきかを解説します。

【合格した場合】免許申請の手続き概要

1級建築施工管理技士試験に合格しただけでは、資格者として認められません。

合格後には必ず「技術検定合格証明書」の交付申請(免許申請)を行う必要があります。

免許申請の手続き概要
  • 申請先
    住所地を管轄する地方整備局など
  • 主な必要書類
    交付申請書、合格通知書のコピー、住民票、登記されていないことの証明書、身分証明書など(詳細は申請先のWebサイトで要確認)
  • 申請手数料
    金額は全国一律2,200円(収入印紙)
  • 申請期限
    法令上の厳密な「期限」はありませんが、実務上、速やかな申請が必要です。

手続きの詳細は、合格通知書に同封される案内や、国土交通省、各地方整備局のWebサイトで必ず確認してください。

※合格通知書や免許申請書類を確実に受け取るため、受検申請時から住所変更があった場合は、合格通知書に同封される案内等を確認し、必要な手続きを行ってください。

  1級建築施工管理技士の試験合格後の手続きや流れについての詳細は、「【2025年版】1級建築施工管理技士 合格後申請手続きの流れ・方法は?」で詳しく解説しています。

【合格した場合】監理技術者講習について

1級建築施工管理技士は、特定建設業の営業所の専任技術者や、工事現場の監理技術者になることができます。

監理技術者として業務を行う場合、定期的に「監理技術者講習」を受講する必要があります。(公共工事など特定の条件下)

講習の概要や実施機関については、関連法令や各講習実施機関のWebサイトで確認しましょう。

【不合格だった場合】次回試験に向けてやるべきこと

残念ながら不合格だった場合でも、落ち込む必要はありません。

次回の合格に向けて、早めに気持ちを切り替え、対策を始めることが重要です。

次回試験に向けてやること
  1. 結果を受け止め、気持ちを整理する
    まずは試験勉強お疲れ様でした。ご自身の結果を冷静に受け止め、少し休息を取りましょう。
  2. 次回試験日程を確認する
    次の目標設定のため、2025年度(令和7年度)の試験日程を確認しましょう。 まずは次回の試験日程を確認しましょう。
    次回(2025年度(令和7年度))の試験日程は「【2025年最新版】1級建築施工管理技士の試験日・申込期間を徹底解説!」を参考にしてください。
  3. 敗因分析を行う
    なぜ不合格だったのか、自己採点の結果と比較したり、苦手分野を特定したりして、原因を分析することが大切です。敗因分析の結果が、次回の対策を立てる上での鍵となります。
  4. 学習計画を見直す
    敗因分析に基づき、学習計画を立て直します。苦手分野の克服に重点を置いたり、学習時間を確保したりするなど、具体的な計画を立てましょう。早期に学習をスタートすることが、合格への近道です。
  5. モチベーションを維持する
    資格取得の目標を再確認し、モチベーションを維持しましょう。受験仲間と励まし合ったり、短期的な目標を設定したりすることも有効です。

【不合格だった場合】おすすめの学習方法・情報源

次回の合格に向けて、効果的な学習方法を検討しましょう。

おすすめの学習方法・情報源
  • 過去問演習
    試験傾向を掴み、弱点を克服するために過去問演習は不可欠です。繰り返し解き、理解を深めましょう。
  • 参考書・問題集
    ご自身のレベルや学習スタイルに合ったものを選びましょう。解説が詳しいもの、図解が多いものなど、参考書には様々な特徴があります。
  • 独学以外の選択肢
    独学での合格が難しいと感じる場合は、予備校や通信講座の利用も検討しましょう。効率的なカリキュラムや専門講師による指導を受けることができます。

効果的な勉強法については、「1級建築施工管理技士の難易度と勉強法」で詳しく解説しています。

また、資格取得に関する情報は、信頼できる情報源から収集するようにしましょう。

1級建築施工管理技士 合格をキャリアアップにつなげるには

1級建築施工管理技士の資格は、建設業界でのキャリアアップに大きく貢献するため、資格の価値を活かす方法を知ることが重要です。

難関試験を突破して得た1級建築施工管理技士の資格を最大限に活かし、さらなるキャリアアップを実現するためのヒントをご紹介します。

1級建築施工管理技士資格の価値とキャリアパス

1級建築施工管理技士は、建設業界において非常に高く評価される国家資格であり、取得することで多くのメリットがあります。

資格の価値とキャリアパス
  • 監理技術者・専任技術者
    特定建設業の営業所に必置義務のある専任技術者や、大規模工事現場に配置が義務付けられる監理技術者として活躍できます。監理技術者や専任技術者の役割は大きな責任と権限を伴います。
  • 建設業許可
    建設業の許可取得や維持において、1級建築施工管理技士の資格は重要な役割を果たします。
  • 転職市場での価値
    高い専門性を持つ人材として転職市場での需要は非常に高く、好条件での転職が期待できます。
  • 年収アップ・待遇改善
    資格手当の支給や昇進・昇格によって、年収アップや待遇改善につながるケースが多くあります。
  • 大規模プロジェクト
    ゼネコンなどが手掛ける大規模でやりがいのあるプロジェクトに参加するチャンスも広がります。

資格を活かせる求人例と探し方

1級建築施工管理技士の資格は、ゼネコン、サブコン、ハウスメーカー、デベロッパー、官公庁など、様々な企業や組織で求められています。

求人例・年収例
  • 求人例
    • 大手ゼネコンでの大規模建築プロジェクトの施工管理
    • サブコンでの専門工事(空調・衛生・電気など)の施工管理
    • ハウスメーカーでの戸建住宅・集合住宅の施工管理
    • デベロッパーでの発注者側としての品質管理・工程管理
    • 官公庁での技術職 など
  • 年収例
    経験や勤務先によって異なりますが、一般的に年収500万円~800万円以上、管理職クラスでは1000万円を超えるケースも珍しくありません。

キャリアアップ成功のためのポイント

資格取得はゴールではなく、キャリアアップへのスタートです。キャリアアップを成功させるためには、以下の点も意識しましょう。

キャリアアップ成功のためのポイント
  • 実務経験との組み合わせ
    資格で得た知識と現場での実務経験を組み合わせることで、真の専門性が身につきます。
  • マネジメント能力
    現場を円滑に進めるためのコミュニケーション能力やリーダーシップ、工程・品質・安全・コストといった各管理能力を磨くことが求められます。
  • 継続的な学習
    建設技術や関連法規は常に変化するため、最新情報を学び続ける姿勢が重要です。
  • 施工管理転職のプロの活用
    自身の市場価値を客観的に把握したり、非公開求人を紹介してもらったりするために、専門の施工管理転職のプロを活用することも有効な手段です。

合格発表の確認をスムーズに行うためのQ&A

ここでは、1級建築施工管理技士の合格発表に関して、受験者からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

合格発表は何時から?

例年、午前9時に一般財団法人建設業振興基金の公式サイトで発表されることが多いです。

ただし、発表直後はアクセスが集中してサイトにつながりにくくなる可能性もあります。

時間に余裕をもって確認するようにしましょう。最新情報は必ず一般財団法人建設業振興基金の公式サイトでご確認ください。

合格者一覧はどこで見れる?

合格者の受験番号一覧は、一般財団法人建設業振興基金の公式サイトで発表期間中に確認できます。

PDFファイルなどで公開されることが多いです。また、合格者には別途、郵送で合否通知書が送付されます。

受験番号を忘れた場合は?

まずは受験票を確認しましょう。受験票を紛失してしまった場合は、試験実施機関である一般財団法人建設業振興基金に直接問い合わせる必要があります。

問い合わせ方法については、一般財団法人建設業振興基金の公式サイトをご確認ください。

合格通知書はいつ届く?

合格者には、合格発表日に「合格通知書」と「免許申請に関する書類」が郵送されます。

合格通知書は1週間ほどで到着する予定です。(お住まいの地域によって、合格通知書の到着日は前後する可能性があります。)

1週間経っても合格通知書が届かない場合は、一般財団法人建設業振興基金にお問い合わせください。

合格通知書の再発行可能な期間は合格発表日から1ヶ月間ですので注意してください。

まとめ

この記事では、1級建築施工管理技士の合格発表に関する情報を網羅的に解説しました。

この記事のまとめ
  • 2025年度(令和7年度)の1級建築施工管理技士の合格発表日は、第一次検定が2025年8月22日(金)、第二次検定が2026年1月9日(金)です。
  • 合否は、一般財団法人建設業振興基金の公式サイトで確認できます。
  • 合格率は、2024年度(令和6年度)は第一次36.2%、第二次40.8%でした。合格基準は例年通り60%以上です。
  • 合格者は免許申請、不合格者は次回試験への準備を進めることが大切です。
  • 1級建築施工管理技士の資格はキャリアアップの大きな武器になります。

合格された方も、残念ながら今回は不合格だった方も、今回の結果を次のステップへの糧としてください。

本記事の情報は作成時点のものですが、常に最新の情報をご確認ください。試験に関する最終的な公式情報は、必ず一般財団法人建設業振興基金のWebサイトでご確認ください。

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